秋田洋上風力発電 商業運転本格スタート高まる期待と課題は【Bizスクエア】
政府が再生可能エネルギー拡大の切り札と位置付ける洋上風力発電。国内初となる大規模な洋上風力発電所が去年12月、秋田沖で商業運転を始めました。地元秋田で膨らむ期待と、風力発電後進国と言われる日本の課題を取材しました。
【ゲスト】
岡垣 啓司(秋田洋上風力発電 代表取締役社長)
【コメンテーター】
矢嶋 康次(ニッセイ基礎研究所 チーフエコノミスト)
★「Bizスクエア」★
BS-TBS 毎週土曜日 午前11時から
是非ご覧ください。
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Video Transcript
政府が再生可能エネルギー拡大の切り札と位置付ける洋上風力発電
国内初となる大規模な洋上風力発電所が去年12月、秋田沖で商業運転を始めました
地元秋田で膨らむ気体と風力発電更新国といわれる日本の課題を取材しました
秋田市から海岸沿いを北へ向かうと右手に見えてくる松林
通称風の松原を見下ろすように南肝の風車が。
秋田沖は年間を通じ編成風が吹きつけ、北海道や青森と並ぶ風力発電が行われます。
発電の適地とされています。
県内には陸上風力の風車がおよそ300機。
養生では設備を大規模にできるため、
発電効率を高めることが可能です。
現在、秋田沖で稼働中の養生風力は、
秋田港に13機、県北部の野代港に20機、
計33基で発電能力は14万kW
一般家庭13万世帯分で秋田市のほぼ全ての需要を賄える計算です
この風車は海底深くに打ち込んだ基礎に据え付けた着照式と呼ばれるタイプ
ブレードの直径は117m
海面からの高さは150メートルあり、40階建てのビルに相当します。
陸上げされた電気は、変電所を経て東北電力の電力網に接続され、東北地方に供給されています。
秋田養生風力発電社長の岡垣恵二さん。
養生風力で専攻するヨーロッパ駐在の経験をもとに、秋田で陣頭式を取ってきました。
この発電所が日本で初めての大型養生風力発電所ということで、
日本の第一号案件に携わることができたというのは、非常に私自身は感慨深いと思います。
政府は、再エネの切り札として、養生風力を飛躍的に拡大しようとしていますが、
風力更新国故の問題がここにあるといいます。
日本の場合はまだ実績がないので 欧州の知見ノウハウに意気をせざるを得ないと
洋上風力でヨーロッパに20年以上遅れをとる日本は 国内で風車を作れず
組み立て建設から保守に至るほぼ全てを 外国企業に依存しています
時間はかかると思いますけど 日本の人材も間違いなく今後育成されて
将来的には日本人だけで現場の維持管理ができるという体制を目指しています
安定して発電するには定期的なメンテナンスが欠かせません
保守作業は風車メーカーの日本法人が受け負っています
出発前の現場を訪ねました
ライフジャケットよし、ハーネスよし
作業環境が厳しい洋上では、出発前に安全装備を入念にチェックします。
さっきから気になるんですけど、無線機みたいなのは何ですか?
これがPLB、これが洋上の独特なものだと思うんですけども、
落ちると、この人が海に落ちたと。
点検作業は、波に揉まれる作業船から、風車の基礎部分に乗り移り、
橋ごとエレベーターを乗り継いで、高さ100メートルのナセルまで登っていきます。
洋上風力の将来性に賭けたいと 去年中途入社した飯坂さん
朝7時から夜7時までの12時間を 風車内部で過ごし安全も気象条件
次第という過酷さですが
他の人とは全然違う仕事、他の人が見れない風景を普段そういう車に登って見ているので、
そういう新しい経験ということができて、自分は毎日充実した生活、仕事を送れていると思います。
野代市の斉藤重信市長は、養生風力を産業の中核に据えたエネルギーのまちづくりを進めています。
ここは大変風が強くてですね、飛び砂が多くて、街の中に砂が飛び砂が飛んできたり、我々はその風をですね、なんとか厄介者をですね、追い風にできないかというところで、特にここは東北電力さんの火力発電機が180万キロワットありますので、もともとエネルギーの街だったんですが、環境政策が大変大きなウェイトを占めるようになった日本の中で、再生可能エネルギー、風力発電というものを、
中心に据えて 木戸と呼ばれ名牧
秋田杉の集積地として栄えた野代市は人口流出が続いています 1980年には76,000人だった人口は今年4月には49,000人に
しかし3年前に養生風力の建設が始まると街に少しずつ変化が現れたといいます イオンが新しくできたり
風力発電がいっぱい増えてほしいなと思います